○トゥバ共和国

 

ロシア連邦共和国の一つで、アジアのほぼ中央に位置し、モンゴルの北西部に隣接している。

 

高い山脈に囲まれており、南部には乾燥した草原が広がり、北部には針葉樹林帯がある。

そのため放牧は羊、山羊、牛、馬の他に南部ではラクダ、北部ではトナカイ、また西部ではヤクもよく見かけられる。

 

面積は北海道二つ分ほどで、約30万人が暮らしている。人口の約70%がトゥバ人で、ほとんどの人が母語であるトゥバ語を使用している。公用語はロシア語。

 

古来からシャーマニズム信仰が浸透しているが、18世紀に伝来した

チベット仏教も盛んである。